季節のタルト・マフィン 新メニューです。

柑橘や苺が終わって(国産バレンシアオレンジはもう少しありますが)

プラム、アプリコット、ネクタリン、ブルーベリーなどが出てきました。

 

初夏らしく酸味の効いた香りのよい果物は、生も美味しいけど

焼いて食べるとさらにが旨みが濃縮され、香りも濃くなります。

 

それらの果物を使い、しっかりと火を通したタルトやマフィンの新メニューです。

アプリコット(あんず)のタルトです。

 

長野県産の酸味の強いあんずが、バターを減らしてアーモンド・プードルを増やした

甘めのアーモンドクリームとよく合った爽やかなタルトです。

 

残念ながら、出回る期間がほんとに短いので何回も作れない幻のタルト?

ネクタリンのタルトです。

 

ネクタリンは桃の仲間で、桃のよい香りがします。酸味はアプリコットより弱いので、

少し甘さを抑えて香りが愉しめるようにしました。

 

出回る期間は比較的長いので、桃が出回るまでは何回か店頭に並ぶ予定です。

 

 

                       ネクタリンの語源はギリシャ神話にあるそうです。

 

     青春と美の女神「ヘベ」は、オリンポス山の神殿で行われる神々の宴で、皆に酒をお酌するのが役目でした。

           彼女がふるまうお酒はとても甘くておいしく、しかも飲むと不老不死になるということで、

            神々たちは「へべれけ」になるまで飲んだそうです。このお酒こそが霊酒「ネクタル」。 

 

         果実のネクタリン、清涼飲料水のネクターは、このギリシャ神話を元に名付けられたもので、

                   美酒「ネクタル」のようにおいしいという意味合いがあるそうです。

 

         余談ですが、「へべれけ」という言葉は、「Hebe erryeke(ヘベ・エリュエケ=女神ヘベのお酌)」という

                     ギリシャ語から作られた日本語だそうです。ほんとかな?


 

パイナップルのマフィン(断面)
パイナップルのマフィン(断面)

パイナップルのマフィンです。

 

今回は沖縄西表産のピーチパインを使った

ジューシーなマフィンです。

パイナップルにしょうがと柚子果汁などを

隠し味として使うことで

個性的な味になっています。

 

 

サワーブルーベリーのマフィン(断面)
サワーブルーベリーのマフィン(断面)

サワーブルーベリーのマフィンです。

 

フレッシュブルーベリーをたっぷり使ったマフィンで、

サワークリームをいっしょに入れることで酸味に

コクが加わってブルーベリーの味がより引き立ちました。